《神》
【神】


私は貴方なんて信じない
私は貴方なんて認めない



私が苦しい時
辛い時
悲しみで
動けなくなった時


私を救ったのは
貴方じゃ無かった


一瞬の安らぎを
くれたのは
貴方じゃ無かった


それが罠だと
分かっていても

それが嘘だと
分かっていても


優しい手を
差し延べてくれたのは



黒い羽根だったわ




貴方の眩い光では無く


暗く 黒い
海の底の様な 黒い羽根


天使の顔と
悪魔の羽根を持った…






あれは 幻?



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