ぐらんでぃおーそ。
誕生日や血液型はもちろん普段使用しているシャーペンや消しゴムのメーカーなど無駄な情報も満載。
何故、静佳がそこまで知っているのかが気になり電話を掛ける。
「もしもし!あのメールは何!?」
『何って、ヒカリンの想い人情報』
しれっとした声。
あまりにも普通の返しだった為、思わず声を荒上げる。
「なんで静佳がTシャツの枚数とか知ってんの!?」
『そんな情報まで書いてあったんた?ウチの知り合いに友達が一目惚れしたって相談したら想い人の情報くれたんだよね〜』
「だよね〜、じゃないよ…あそこまで細かいと怖いっつーの!ストーカーみたいじゃん」
『じゃあ削除したら?』
「うっ…」
そう言われるとなんか勿体無い気がする。
「ありがたくいただきます」
『甘いのが食べたい』
プツ、プープープー…
それだけ言って電話は切れる。
「…あたし達、親友だよね?」
そこそこ長い付き合いだが淡白過ぎる親友に不安を覚えた。
「とにかく勉強ベンキョー」
携帯電話をベッドに放り投げ、教科書を開く。
(サインやらコサインごときが!あたしを見くびんじゃないよっ!!)
沈黙。
何故、静佳がそこまで知っているのかが気になり電話を掛ける。
「もしもし!あのメールは何!?」
『何って、ヒカリンの想い人情報』
しれっとした声。
あまりにも普通の返しだった為、思わず声を荒上げる。
「なんで静佳がTシャツの枚数とか知ってんの!?」
『そんな情報まで書いてあったんた?ウチの知り合いに友達が一目惚れしたって相談したら想い人の情報くれたんだよね〜』
「だよね〜、じゃないよ…あそこまで細かいと怖いっつーの!ストーカーみたいじゃん」
『じゃあ削除したら?』
「うっ…」
そう言われるとなんか勿体無い気がする。
「ありがたくいただきます」
『甘いのが食べたい』
プツ、プープープー…
それだけ言って電話は切れる。
「…あたし達、親友だよね?」
そこそこ長い付き合いだが淡白過ぎる親友に不安を覚えた。
「とにかく勉強ベンキョー」
携帯電話をベッドに放り投げ、教科書を開く。
(サインやらコサインごときが!あたしを見くびんじゃないよっ!!)
沈黙。