空に片想い
この階段を下りたらホームだ。


その時すでに電車が来ていて出発する寸前だ。

ピリリリリ...


どーしよ!!

ドアが閉まっちゃう!!


堅斗もそう思ったのか階段を降りるスピードが上がった。


その瞬間


―ズッ

「きゃあッ」


油断した私が馬鹿だったんだ。


私は階段から足を滑らせて階段から落ちていく。

ガン ガンと

体のあちこちに衝撃が走った。


でも

暖かい何かに


包まれてる?


―ドサッ
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