空に片想い
「朱裡せんぱーい」

たたた...と見覚えのある顔の人達が私の元に走って来た。

「璃子ちゃん、汐ちゃん、香織ちゃん!!」


「先輩、卒業おめでとうございます。」

「ありがとう香織ちゃん」

香織ちゃんからプレゼントと手紙を受け取った。

「先輩とは3ヵ月しか一緒に練習出来なかったけど…初めての私にたくさんのコトを教えていただきました!本当にありがとうございますッ」

「香織ちゃん、私は頼りない先輩だったけど…そう思っててくれるなんて嬉しいよ」
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