空に片想い
「ピアノの音が聞こえたんで来たんですケド。朱裡先輩だったんですかぁ♪」

「ピアノ伴奏を任されたの。練習の邪魔だったかな?」

「そんな事無いですよ!!練習頑張ってくださいね★」

「ありがと」


手を振って後輩達はまた楽器庫に戻って行った。


はぁ…


思わずため息をついてしまう。

「頑張らなくちゃ…」


なんでかな…
モヤモヤするんだ。


~♪

私は再び練習を始めた。
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