空に片想い
時は止まってくれる事無く


文化祭が始まってしまった。


「…最近元気無いね、朱裡」

「むー…。りっちゃーん」


ポンとりっちゃんが頭を撫でてくれる。

いつもいつも…

この優しさに助けられてるんだ。


「とりあえず今はピアノ伴奏に集中しな。大丈夫。指揮者は堅斗なんだから頑張らなくちゃね(笑)」

「うん!!…ん?ちょ//りっちゃんてば!!」


でも

ありがと

りっちゃん。
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