わがままプリンセス
『那智っていいます!!!』

私は男の子の顔をマジマジと見た。

男の子も私を見る。

『お前かぁー。花園那智。』

えっ・・・・?

男の子は喋り始めた。
『花園那智、この学校の校長の娘。学校1の金持ち。』


この人あたしのこと知ってんだ。

『あっ俺は矢沢海(ヤザワウミ)。よろしくね。那智チャン。』
< 7 / 8 >

この作品をシェア

pagetop