《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
「あれ…?君…どこかで会ったことないかな?」








……あっ!






僕も、この顔を見たことある!









……僕が、公園で寝てた時に起こしてくれた、あの優しそうな、おじさんだ!








その後、亜由香のお父さんだってことが判明したんだっけ!












「あっ…!その節は、どうも…。」






僕はまた深々とおじぎをした。










「あ〜!君、この間、公園で寝ていた、あの少年だよね?」






「はい。そうです…。」






「あの日、どうしてあんな所で寝ていたんだい?」








「…えっと、…あの日は、親とケンカして…、家出というか……。



今はもう大丈夫です!

ちゃんと家に帰ってます!」







おじさん、嘘ついてゴメンナサイ!
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