《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
「亜由香………。」








────そんな…。








亜由香が………遠くへ…引っ越すなんて……。





そうか……あの夜、亜由香が、二階に上がってくるのが遅く、泣いていたのは……










こういう理由だったのか………。















………でも…僕は、この世界の人間じゃないから………悲しむ権利は、ないのかな………。








ここで……夢のような日々とは…お別れしろってことなのかな…………。










もっと───夢見てたかったな────────。
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