《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
「小田切君!?もう学校へ来て大丈夫なの!?」








わぁ……近くで見ると、本当に綺麗で可愛くてドキドキ!






つい、この間まで、亜由香と普通に話せていたのに…年齢の違う同じ人物なのに再び緊張が!








あぁ…僕はきっと、何歳の先生に逢っても、最初は緊張でガチガチなんだろうなぁ…。














「は、はいっ!検査入院で、異常がなかったので、もう大丈夫です。」











「そう。よかったぁ〜。




クラスのみんなも、本当に心配していたのよ〜。



先生方だって。

もちろん、私もだけど。」








福井先生は、久しぶりに癒やしの笑顔を見せてくれた。












笑顔も10年前と同じ。














「はい…。ご心配おかけして、すみませんでした。」










「フフっ。でも、本当に無事でよかったぁ。







さぁさ、A組は次は国語の授業でしょ。行くわよ〜!」








「はいっっ!」














……あれ?









今、遠くで視線を感じたような…。








気のせいかな………?
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