《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
僕の席は、教室の真ん中よりも、やや後ろ。









僕は、教科書を見てうつむいている。




でも、なんとなく、視線の主の方向がわかる。








視線の主は、僕の席より右斜め前方……。









僕は、パッと顔を上げて、その視線の主を見た。






あっ、目が合った!








相手は、すぐに目をそらし、前を向いた。












その視線の主とは










¨菊池 正史¨(きくち まさし)













福井先生の¨隠れ熱狂的ファン¨と噂の男子だ!
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