《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜






見る見る赤く染まっていく、先生の白い服。














背中には、まだナイフが突き刺さっている。













¨勝手に抜いちゃいけない¨

と、何かで読んだ。
















僕は










頭に、カーッと血が上った。


















「菊池…!!!









何てことしたんだっ!!!」












すると、呆然と立ち竦んでいた菊池は












「………先生が…悪いんだ。





先生が………。





このクラスの国語担当になった時から………






ずっと……小田切ばかり見ていたんだ……。」
< 229 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop