《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
そして、おじいさんは、【タイムトラベルスイッチ】を、公園に持って来て、見せてくれた。
おじいさんは「今日のお礼に、一度だけなら【タイムトラベルスイッチ】を使っていい」と言ってくれた。
もう《1回》分は、いつか奏人が使う日のために、残しておくんだそう。
ただし、制限時間は30分。
「30分間だけなら、好きな時代をタイムトラベルしてきていい」…って。”
!!
そうだったのかぁ!!
これで、《使用限度2往復まで》の【タイムトラベルスイッチ】が、なぜ1往復分しか使えなかったかの謎が解けた!
まさか、最初の1回は、15歳の亜由香が使っていたとはなぁ。