《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
そして、私は、いつ奏人に再び出逢えるのか、ワクワクしながら過ごしてきた。





奏人に再び逢えると確信したのは、夢だった国語の教師になり、今の中学に赴任した時だった。



ここは、引っ越し前までの私の母校。



私が15歳の時に出逢った、15歳の奏人は




ここの学校の制服を着ていた。






きっと、ここで再び逢えるはず。







そして、私が25歳になる年に




3年A組の国語を受け持つことが決まった!





奏人は15歳になる年。








きっとここで、また奏人に逢える!
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