《先生と僕》〜タイムトラベルスイッチ〜
「キャ─────ッ!!」





福井 亜由香が悲鳴をあげる。








「どうしたんだー!?」




バレー部コーチが、体育教官室から出てくる。








「行こうぜ!」





男子2人組は逃げるように、学校の外へ向かっていった。









バタバタと、コーチが走ってきて


「おい、大丈夫かー!?口から血が出てるじゃないか!担任に報告しとくか?クラスと名前を言ってみろ。」




と、心配してくれたが、僕は、これ以上突っ込んだ質問をされてはマズいと思い




「大丈夫です。大したことありません。もう帰ります。」







と言って起き上がった。
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