Cスクール~崖っプチの15歳~
「お疲れ様でした。解散」
先生の言葉で、生徒達は皆荷物を手に方々へ散った。
私は彼の姿を探していた。
目が合うと手招きしている。
まだ人がいる中で彼と会うことに躊躇する。
私は両手を合わせてごめんの合図をして、手をふった。
きっと、送ってくれようとしたのかな
その気持ちだけをもらって
私は友達とその場を離れた。
新たな一歩をくれた修学旅行。
これからの二人に待っているのは受験という壁。
だけど、この時はそんなこと頭にはなかった……。
先生の言葉で、生徒達は皆荷物を手に方々へ散った。
私は彼の姿を探していた。
目が合うと手招きしている。
まだ人がいる中で彼と会うことに躊躇する。
私は両手を合わせてごめんの合図をして、手をふった。
きっと、送ってくれようとしたのかな
その気持ちだけをもらって
私は友達とその場を離れた。
新たな一歩をくれた修学旅行。
これからの二人に待っているのは受験という壁。
だけど、この時はそんなこと頭にはなかった……。