Cスクール~崖っプチの15歳~
学校が始まって、彼と帰ることが増えていった。

人に出会わないように裏道から自転車で送ってもらう。

彼の香水は心地よくて、とろけそうだった。

歩いたら30分はかかるのに、自転車だと15分くらいで着いてしまう。

 本当はもっと一緒にいたいのに……

メールもできない。

電話もできない。

ただ待つだけの日々……

< 155 / 228 >

この作品をシェア

pagetop