Cスクール~崖っプチの15歳~
「大丈夫じゃねーよ。訳分かんねーし、待ってろ? すぐ行くから」

「でも、もう帰るから」

泣きながらもプラットホームへとたどり着いていた。

「じゃあオレんち来い。話し聞くから」

「うん。じゃあ寄るね」

帰り道彼の家に向かうと彼は外で待っていた

「お前昨日補習あるって言ってたよな何があった?」

私はショックで既に半分は記憶から消してしまっていたが、覚えていた部分だけを話した

彼は私を強く抱きしめた。

「無事だよな? そばにいてやれなくてごめん。何かあったらそいつぶっ殺すから」

「ありがとう。でも殺したら村上君が犯罪者になって刑務所に入っちゃうじゃん。イヤだよそんなの」

「許せねーよ教師のくせに! 明日本当に行くのかよ?」
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