Cスクール~崖っプチの15歳~
「お前ら何やってんだよ~」
他の奴らに見つかって、オレとミキは離れた。
明日の塾はオレらのことで盛り上がる。
オレは自分の存在する場所を手に入れた。
それがすごく嬉しかった。
家に帰ると母親が不機嫌そうにしていた。
「山野さんから電話あったわよ。お母さん言ってやったわ。受験で忙しいんだから電話してこないでくださいってね。まったくどういう神経してるんだか……友達の家で勉強はかどった?」
バカな親。遊んでるのはオレの方なのに
ルイはきっと傷ついているだろう
だけど、オレはすぐに電話しなかった。
電話してどうする?
この際、どこまでも悪い奴でいる方がラクなのかもしれない。
二股?
良い響きだった。
他の奴らに見つかって、オレとミキは離れた。
明日の塾はオレらのことで盛り上がる。
オレは自分の存在する場所を手に入れた。
それがすごく嬉しかった。
家に帰ると母親が不機嫌そうにしていた。
「山野さんから電話あったわよ。お母さん言ってやったわ。受験で忙しいんだから電話してこないでくださいってね。まったくどういう神経してるんだか……友達の家で勉強はかどった?」
バカな親。遊んでるのはオレの方なのに
ルイはきっと傷ついているだろう
だけど、オレはすぐに電話しなかった。
電話してどうする?
この際、どこまでも悪い奴でいる方がラクなのかもしれない。
二股?
良い響きだった。