Cスクール~崖っプチの15歳~
ことが終わると、ミキがうざくて仕方なかった。

「今日は帰れよ。またしたかったらいつでも来いよ」

オレはひどい人間になった。

それでも気持ちは軽かった。


ルイはオレには重すぎる。

重すぎて、触れることができない。

あんなに輝いている人間を、ミキみたいに汚すのが嫌だった。

でも、あいつを支配したらオレはどうなれるんだろう?


腹が減ったため、オレは給食を食べに学校へ向かった。

センコーには適当に言えば、気にしない。

「村上、またサボりかよ」

神川がにやけた面で隣にきた。
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