Cスクール~崖っプチの15歳~
私は断った。

 今日はもう会いたくもない

「今日は無理」

「うん。分かった。じゃあ私荷物持ってきてあげるから、待っててね」

 ハマがいてくれて本当によかった
 ハマがいたからバスケ部を辞められなかったのかもしれないな

と辞められなかった理由を一つ増やしていた。


ハマはすごく美人で優しくて、生徒会の書記だった。

成績も優秀な女の子で、私の好きな反町君家のお隣さん。

絶対にあの二人はできていると嫉妬を覚えたこともあったが、ハマは本当にステキな子だったので、もしできていてもお似合いだと思うようになっていた。
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