Cスクール~崖っプチの15歳~
他の人はまだ練習中

私は全部覚えてしまったため、学校の砂浜のそばにある岩に寝転び、青い空と赤い消防車のような機械を眺めていた。

静かな機械音がするそれを何なのか考えていた。

 渡り廊下かな……?

「あれはなんだと思う?」

トモダチは私が何を考えていたのか知っているような微笑みを浮かべ、意地悪な口調で言った。

そんな彼女をはねつけるように

「わかんない」と彼女を見ずに空にむかって言った。
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