Cスクール~崖っプチの15歳~
彼の家は学校から歩いて1分のところにあった。

私の家は学校に通っている生徒の中でも2番目に遠い、歩いて30分かかる所にある。

はっきり言ってボディーガードでも雇ったようなそんな付き合い。

彼の家に着くと眠そうな彼が出てきた。

「わりーチャリがさパンクしちゃって歩きだけど、送るよ」

嬉しそうに微笑んでいた。

「うけんだよ、空気入れてたら入れすぎたらしくてちょっと乗ったらパンって前も後ろも破裂したんだぜ? 超びびった」

「えっ破裂すんの!?」

「そう、パンって」

そんなバカな話しで盛り上がっていた。

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