溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
プロローグ☆思わぬ再会
「あ、愛実ちゃんと同室なんだね~♪
良かったぁ」
中学の頃からの友達・杉本朱音(すぎもと あやね)ちゃんがドアを開けて笑顔で寮の部屋に入ってきた
元気な声に、明るい表情で朱音ちゃんは私に抱きついてくる
「朱音ちゃん、これからよろしくね」
私も、荷解きしている手を止めると笑顔で口を開いた
私の名前は沖野 愛実(おきの めぐみ)
15歳
今日から高校1年生だ
全寮制の女子高に入学した
男性は…ちょっと苦手
気になるけど、話しにくいイメージが私にはある
父親も男子のいる共学には反対で、全寮制の女子高に通うのには賛成してくれた
父親は再婚したばかりだし
私が家にいないほうが、嬉しいのかもしれないけどね
父親の再婚に反対はしていないよ
母は私が幼いころに交通事故で亡くなっている
それからはずっと父親が一人で育ててくれたから
私は父に感謝をしているの
幸せになってくれて、私はとても嬉しい
「んじゃ、俺は帰るから」
低い声に私は驚いた
顔をあげると、見覚えのある男性が重そうな荷物を床に置いていた
あ……
『紅夜(こうや)』さん?
良かったぁ」
中学の頃からの友達・杉本朱音(すぎもと あやね)ちゃんがドアを開けて笑顔で寮の部屋に入ってきた
元気な声に、明るい表情で朱音ちゃんは私に抱きついてくる
「朱音ちゃん、これからよろしくね」
私も、荷解きしている手を止めると笑顔で口を開いた
私の名前は沖野 愛実(おきの めぐみ)
15歳
今日から高校1年生だ
全寮制の女子高に入学した
男性は…ちょっと苦手
気になるけど、話しにくいイメージが私にはある
父親も男子のいる共学には反対で、全寮制の女子高に通うのには賛成してくれた
父親は再婚したばかりだし
私が家にいないほうが、嬉しいのかもしれないけどね
父親の再婚に反対はしていないよ
母は私が幼いころに交通事故で亡くなっている
それからはずっと父親が一人で育ててくれたから
私は父に感謝をしているの
幸せになってくれて、私はとても嬉しい
「んじゃ、俺は帰るから」
低い声に私は驚いた
顔をあげると、見覚えのある男性が重そうな荷物を床に置いていた
あ……
『紅夜(こうや)』さん?
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