溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
『タイトル:すみません

覚えておられないと思ってました
今日はちらっとしかお部屋にいなかったので、もしかして名前でわかりましたか?
覚えていただけて、嬉しいです』

私もすぐに返事をした

『タイトル:部屋でわかったよ

可愛くなったね
明後日の土曜日は空いてる?
デートしようよ』

え?

いいの?

私で……いいの?

私の心拍数が一気に跳ね上がる

だってこんな急展開なんて予想してないよ?

普通に、紅夜さんに断られると思ってたから…

どうして?

不思議だよ

『タイトル:いいんですか?

あの…本当に?
私でいいんですか?』

『タイトル:いいよ

何のために朱音からアドレスを聞いたんだよ
俺と付き合いたいからだろ?
違うの?』

…そうだけど

でも…紅夜さんは本当にそれでいいんですか?

『タイトル:嬉しいです

土曜日は空いてます』

『タイトル:金曜の夜は?

空いてるなら明日、放課後に学校まで迎えに行くよ
そのまま泊まりがけでどこかに行かない?』

え?

急展開すぎじゃない?



…すごく嬉しいけど


顔が思わずニヤけちゃうくらい嬉しいけど


なんか不安だよ
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