溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
私に、何ができるだろう
今の紅夜さんに、何をしてあげられるんだろう
気のきいた言葉一つ言えないのに
紅夜さんのただ近くにしかいてあげられない
ただ甘えてくる紅夜さんを抱きしめてあげるしか…できないよ
「私、思うんだけど…綾さんも苦しんでると思う」
「は?」
紅夜さんの顔があがった
私の肩が軽くなった
「綾さんもまだ紅夜さんを想い続けてる
綾さん、紅夜さんが好きだよ
見てたらわかる…だから…」
私が見た綾さんの仕草が一つ一つ思い出される
綾さんも紅夜さんを忘れられなくて、苦しんでる
紅夜さんに甘えたがってる
「だから?」
「その…」
「なに?」
「わかんないけど…」
「恋人に浮気を勧めてるの?」
「ちがっ」
私は振り返って、首を振る
今の紅夜さんに、何をしてあげられるんだろう
気のきいた言葉一つ言えないのに
紅夜さんのただ近くにしかいてあげられない
ただ甘えてくる紅夜さんを抱きしめてあげるしか…できないよ
「私、思うんだけど…綾さんも苦しんでると思う」
「は?」
紅夜さんの顔があがった
私の肩が軽くなった
「綾さんもまだ紅夜さんを想い続けてる
綾さん、紅夜さんが好きだよ
見てたらわかる…だから…」
私が見た綾さんの仕草が一つ一つ思い出される
綾さんも紅夜さんを忘れられなくて、苦しんでる
紅夜さんに甘えたがってる
「だから?」
「その…」
「なに?」
「わかんないけど…」
「恋人に浮気を勧めてるの?」
「ちがっ」
私は振り返って、首を振る