溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
「紅夜さん、綾さんと話をしませんか?」
「は?」
「お互いの気持ちを、きちんと吐き出すんです
思ってることを
ずっと黙って、見つめあってるだけじゃ、きっと二人とも苦しいと思うから…」
紅夜さんの顔色が変わる
視線を宙を彷徨い
私の瞳に戻ってくると、ふっと笑顔になった
「わかった
綾と話をする」
紅夜さんの手が伸びてくると、私の頭を撫でた
指に髪が絡むと、そのまますっと下に紅夜さんの指をおりてきた
その指は、私の唇をなぞる
次の瞬間、私の視界が暗くなった
紅夜さんの唇が、私の呼吸を止めた
温かい感触が、唇に重なる
キス?
ただ触れ合うだけのキス
それでも紅夜さんの苦しい感情が、私の体に流れ込んできた
私は紅夜さんが好き
綾さんに想いが向いてても
私は紅夜さんが好きだよ
「は?」
「お互いの気持ちを、きちんと吐き出すんです
思ってることを
ずっと黙って、見つめあってるだけじゃ、きっと二人とも苦しいと思うから…」
紅夜さんの顔色が変わる
視線を宙を彷徨い
私の瞳に戻ってくると、ふっと笑顔になった
「わかった
綾と話をする」
紅夜さんの手が伸びてくると、私の頭を撫でた
指に髪が絡むと、そのまますっと下に紅夜さんの指をおりてきた
その指は、私の唇をなぞる
次の瞬間、私の視界が暗くなった
紅夜さんの唇が、私の呼吸を止めた
温かい感触が、唇に重なる
キス?
ただ触れ合うだけのキス
それでも紅夜さんの苦しい感情が、私の体に流れ込んできた
私は紅夜さんが好き
綾さんに想いが向いてても
私は紅夜さんが好きだよ