溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
私は携帯を閉じて、すぐにまたメールの画面を開いた

そうだ…
お父さんに連絡しなくちゃ

きっと金曜日に家に帰ってくると思ってるはず

『友達と遊びに行く約束をしたから、今週末は帰らないから』

それだけ本文に打ち込むと、お父さんの携帯にメールした

数分、待ってみたけど

返事は来ない

私は携帯を閉じると、枕の下に入れた


明日には、紅夜さんに会える

同室の友人が、朱音ちゃんで本当に良かった


ありがとう、朱音ちゃん

私、頑張るから


紅夜さんのガールフレンドになりたい

恋人じゃなくていいから…ガールフレンドで



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