溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
「だからぁ…エッチ、やった?」
「やってないよ」
「ええー?」
朱音ちゃんが、不満そうに大きな声をあげた
「どうして? 病院から帰ってから、やろうと思えばできたじゃん」
「え?」
「てっきり、ヤッたと思ったんだけどなあ」
朱音ちゃんは、肩をがっくりと落とすと机に顔を伏せた
「ヤッてないのぉ?」
「うん、だってそういう雰囲気にならなかったもん」
「なるでしょー、恋人同士なんだから」
そう言われても…あの日は夕食を食べて、別々にシャワーを浴びて…
紅夜さんが浴びて出てくるの待ちながら、私、寝ちゃったんだっけ
気がついたら、朝で
紅夜さん、ぐっすり寝てたから、起こさないようにして朝食を作って
そのあとは、外出して…買い物して、
紅夜さん、全然料理しないって言うから
作り置き出来る料理を作って、冷凍保存もして、家で食事できるように準備してたら
もう夕方で、寮まで送ってもらってきたんだよね
だから、そういう雰囲気じゃなかったよ
「再来週かな?」
私は肩をすくめて、笑った
「今週は?」
「無理だよ、家に帰らないと」
「うーむ、お兄ちゃんって意外と奥手なんだねえ
基本が真面目だから、いけないんだな
いろいろと考えすぎるタイプだし…」
朱音ちゃんは、こくこくと頷きながら勝手に考察をしていた
「やってないよ」
「ええー?」
朱音ちゃんが、不満そうに大きな声をあげた
「どうして? 病院から帰ってから、やろうと思えばできたじゃん」
「え?」
「てっきり、ヤッたと思ったんだけどなあ」
朱音ちゃんは、肩をがっくりと落とすと机に顔を伏せた
「ヤッてないのぉ?」
「うん、だってそういう雰囲気にならなかったもん」
「なるでしょー、恋人同士なんだから」
そう言われても…あの日は夕食を食べて、別々にシャワーを浴びて…
紅夜さんが浴びて出てくるの待ちながら、私、寝ちゃったんだっけ
気がついたら、朝で
紅夜さん、ぐっすり寝てたから、起こさないようにして朝食を作って
そのあとは、外出して…買い物して、
紅夜さん、全然料理しないって言うから
作り置き出来る料理を作って、冷凍保存もして、家で食事できるように準備してたら
もう夕方で、寮まで送ってもらってきたんだよね
だから、そういう雰囲気じゃなかったよ
「再来週かな?」
私は肩をすくめて、笑った
「今週は?」
「無理だよ、家に帰らないと」
「うーむ、お兄ちゃんって意外と奥手なんだねえ
基本が真面目だから、いけないんだな
いろいろと考えすぎるタイプだし…」
朱音ちゃんは、こくこくと頷きながら勝手に考察をしていた