溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
「私ね、実は…一目ぼれじゃないんだ
何度か目にしてる」
「え?」
朱音ちゃんが驚いた顔をした
ごめんね
昨日はつい嘘をついちゃった
お姉ちゃんの彼氏を好きになったって言えなかったから
「私、お姉ちゃんがいるんだけど…
同じ高校だったみたいで何度かお姉ちゃんと家に来たことがあるから」
「あ…そうだったんだ」
朱音ちゃんがほっと息をついた
安心してくれたかな?
「え? じゃ…えっと…お姉ちゃんと紅夜兄って付き合って…」
「ううん。お姉ちゃんの片思いだから」
「あ…ごめん」
「え? 朱音ちゃんが謝ることじゃないって!
それにお姉ちゃんと紅夜さんが付き合ってたら、私が失恋だよ?」
お姉ちゃんと紅夜さんは付き合ってたよ
ごめんね
また嘘ついちゃった
お姉ちゃんの彼氏を好きになった…なんてまるで泥棒猫みたいで…言えないよ
「あ…そうだね」
「相手を好きになるって簡単なことだけど、それを維持していくって大変だよね」
私の言葉に、朱音ちゃんがさびしそうにほほ笑んだ
「そうだっ!
紅夜兄との進展教えてね!」
「うん…進展したらね」
私は大きく頷いた
進展…したら、ね
何度か目にしてる」
「え?」
朱音ちゃんが驚いた顔をした
ごめんね
昨日はつい嘘をついちゃった
お姉ちゃんの彼氏を好きになったって言えなかったから
「私、お姉ちゃんがいるんだけど…
同じ高校だったみたいで何度かお姉ちゃんと家に来たことがあるから」
「あ…そうだったんだ」
朱音ちゃんがほっと息をついた
安心してくれたかな?
「え? じゃ…えっと…お姉ちゃんと紅夜兄って付き合って…」
「ううん。お姉ちゃんの片思いだから」
「あ…ごめん」
「え? 朱音ちゃんが謝ることじゃないって!
それにお姉ちゃんと紅夜さんが付き合ってたら、私が失恋だよ?」
お姉ちゃんと紅夜さんは付き合ってたよ
ごめんね
また嘘ついちゃった
お姉ちゃんの彼氏を好きになった…なんてまるで泥棒猫みたいで…言えないよ
「あ…そうだね」
「相手を好きになるって簡単なことだけど、それを維持していくって大変だよね」
私の言葉に、朱音ちゃんがさびしそうにほほ笑んだ
「そうだっ!
紅夜兄との進展教えてね!」
「うん…進展したらね」
私は大きく頷いた
進展…したら、ね