溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
お姉ちゃんに全てを理解して欲しいとは思わないけど、わかって欲しい

紅夜さんも私も、悩みながら成長してるって

前をむいて、新しい未来を見ようとしているって

お姉ちゃんには申し訳ないと思ってるよ

でも…この気持ちは譲れないよ

紅夜さんを諦めたくない

「めぐ、何しているの! さっさと家に帰るわよ」

お姉ちゃんが、足を止めると私に振り返った

「あ…うん」

私は足を前に踏み出すと、小走りでお姉ちゃんの後ろについた

お姉ちゃんは怒りに任せて歩いているみたいで、早いスピードで前に進んでいった

ごめんね…お姉ちゃん

ごめんなさい

私も紅夜さんがすごく好きなの

お姉ちゃんと紅夜さんが付き合っているときから、ずっと……

私はお姉ちゃんの背中に向かって、何度も何度も心の中で謝った



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