溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
「遅くなってごめんね」
助手席に座った私に、紅夜さんがにっこりとほほ笑んだ
また作り笑顔だ……
車の中は、女性の香水の匂いで満ちていた
さっきまで乗っていた証拠だ
ホテルで過ごした女性を送ってから、私を迎えに来たのかな?
「いえ…大丈夫です」
「…だと思った」
紅夜さんがぼそっと呟く
私は学生鞄を腿の上に置くと、シートベルトをつけた
「鞄、後ろに置きなよ」
紅夜さんが私の鞄を掴むと、後部座席に置いてくれた
あ
首筋にキスマークだ
見えるだけで4箇所
真新しい感じがする
さっきまで会ってた女性がつけたのかな?
私には関係ない…けど
助手席に座った私に、紅夜さんがにっこりとほほ笑んだ
また作り笑顔だ……
車の中は、女性の香水の匂いで満ちていた
さっきまで乗っていた証拠だ
ホテルで過ごした女性を送ってから、私を迎えに来たのかな?
「いえ…大丈夫です」
「…だと思った」
紅夜さんがぼそっと呟く
私は学生鞄を腿の上に置くと、シートベルトをつけた
「鞄、後ろに置きなよ」
紅夜さんが私の鞄を掴むと、後部座席に置いてくれた
あ
首筋にキスマークだ
見えるだけで4箇所
真新しい感じがする
さっきまで会ってた女性がつけたのかな?
私には関係ない…けど