溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
紅夜さんはパーキングエリアに入ると、車を止めた
「ちょっと…待ってろ」
紅夜さんは車に私を置いて、すたすたと歩いて行った
トイレかな?
それともコーヒーでも買って、飲みながら帰るとか?
会話がないから、眠くなったのかも
私は後部座席にある鞄に手を伸ばして、手探りで薬を探した
内ポケットに、薬を入れてある巾着の感触があった
私は紐を指に絡ませると、引っ張った
良かった!
薬、持ってたよ
ほっと一安心すると、お腹の痛みも少し和らいだ感じがした
薬をお守りのように握りしめていると、携帯が鳴った
『タイトル:メールありがとー
紅夜兄とはどう? いい感じ?
すっごい気になるよ
付き合うとか、そういう話はしたの?
あー、話を聞きたいよー』
朱音ちゃんからだった
私は、ふっと顔の筋肉が緩んだ
心が温かくなる
早く帰って朱音ちゃんに会いたいな
「ちょっと…待ってろ」
紅夜さんは車に私を置いて、すたすたと歩いて行った
トイレかな?
それともコーヒーでも買って、飲みながら帰るとか?
会話がないから、眠くなったのかも
私は後部座席にある鞄に手を伸ばして、手探りで薬を探した
内ポケットに、薬を入れてある巾着の感触があった
私は紐を指に絡ませると、引っ張った
良かった!
薬、持ってたよ
ほっと一安心すると、お腹の痛みも少し和らいだ感じがした
薬をお守りのように握りしめていると、携帯が鳴った
『タイトル:メールありがとー
紅夜兄とはどう? いい感じ?
すっごい気になるよ
付き合うとか、そういう話はしたの?
あー、話を聞きたいよー』
朱音ちゃんからだった
私は、ふっと顔の筋肉が緩んだ
心が温かくなる
早く帰って朱音ちゃんに会いたいな