溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
『タイトル:これから帰るよ!

ただいま寮に向かってますっ
夕方には寮に戻れると思うよ』

私はすぐに朱音ちゃんに返信した

『タイトル:えっ?

もう帰ってくるの???
夜までゆっくりしていればいいのにぃ』

『タイトル:夜から用事があるみたい

紅夜さん、出かける用事があるみたいなんだ』

『タイトル:そうなんだ

じゃあ、仕方ないねー
お菓子買いこんで、待ってるね』

朱音ちゃんの明るいメールに心が救われた気がした

紅夜さんと会えるだけで幸せだったのに、すっかり息苦しくなってた

生理なったのが、心苦しくて

申し訳なくて

タイミングが悪い自分が悔しかった


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