溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
第六章☆数合わせ
紅夜さんの白い携帯のアドレスを交換したけど……
全然、連絡を取ってない
私からしないと、メールも電話もできないのかな?
私からはしてない
とくに送る内容とかって無いし…
送りたいと思っても、何を送っていいのかわからないっていうのが現実だ
他の人はどうしてるんだろう?
どんな内容のメールを送るのだろう?
聞きたくても、聞いていいのかわからないし
「ねえ! 沖野さんって彼氏いるの?」
前の席に座っている長瀬 小桃(ながせ こもも)さんが振り返って質問してきた
茶色の前髪をかきあげると、大きな瞳を私に向けてくる
つけまつげに目がいってしまう
綺麗に眉毛をカットして、お化粧をしている
瞼がきらきらと輝いて、化粧品のモデルさんみたい
「私…ですか?」
「うん、あと…杉本さんもいるか知ってる?」
「私は…いませんけど」
私は朱音ちゃんの席を見た
私と目が合った朱音ちゃんが、『ん?』と首を傾げながら席を立った
私の席に近づくと、朱音ちゃんが長瀬さんの顔を見た
「どうしたの?」
「杉本さんって彼氏いる?」
「好きな人はいるけど、彼氏はいないよ」
「良かった! んじゃ、金曜日は予定ある?」
「え?」
私は長瀬さんの考えていることがわからずに、眉をひそめた
全然、連絡を取ってない
私からしないと、メールも電話もできないのかな?
私からはしてない
とくに送る内容とかって無いし…
送りたいと思っても、何を送っていいのかわからないっていうのが現実だ
他の人はどうしてるんだろう?
どんな内容のメールを送るのだろう?
聞きたくても、聞いていいのかわからないし
「ねえ! 沖野さんって彼氏いるの?」
前の席に座っている長瀬 小桃(ながせ こもも)さんが振り返って質問してきた
茶色の前髪をかきあげると、大きな瞳を私に向けてくる
つけまつげに目がいってしまう
綺麗に眉毛をカットして、お化粧をしている
瞼がきらきらと輝いて、化粧品のモデルさんみたい
「私…ですか?」
「うん、あと…杉本さんもいるか知ってる?」
「私は…いませんけど」
私は朱音ちゃんの席を見た
私と目が合った朱音ちゃんが、『ん?』と首を傾げながら席を立った
私の席に近づくと、朱音ちゃんが長瀬さんの顔を見た
「どうしたの?」
「杉本さんって彼氏いる?」
「好きな人はいるけど、彼氏はいないよ」
「良かった! んじゃ、金曜日は予定ある?」
「え?」
私は長瀬さんの考えていることがわからずに、眉をひそめた