溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
『タイトル:こんばんは
先週は旅行に誘っていただきありがとうございました
体調もすっかりよくなりました
土日は、紅夜さんに迷惑をかけてしまってすみませんでした』
「固いっ! 愛実ちゃんのメール固い!
もっとソフトでいいと思うよ
どうせ、紅夜兄なんだし」
朱音ちゃん…
紅夜さんだから緊張しちゃうんじゃない
「返事…くるかな?」
「どうだろう
『?』があるわけじゃないから、紅夜さんなら返信しないかも」
私は携帯を置くと、シャーペンを持って教科書に目を移動した
「宿題、やっちゃおうよ」
「そうだね~」
朱音ちゃんが、シャーペンを持つと、私の携帯が鳴った
「あ! 紅夜兄じゃない?」
朱音ちゃんの言うとおり、紅夜さんからの返事だった
『タイトル:今度の金曜日は?
予定あいてる?』
え?
私は携帯を持ったまま、固まってしまった
金曜日?
朱音ちゃんがちらっと私の携帯を見ると、目を丸くした
「おお~、紅夜兄…積極的ぃ」
もう少し…早く紅夜さんにメールしてれば良かった
そしたら長瀬さんと約束する前に…このメールを見れたかもしれないのに
先週は旅行に誘っていただきありがとうございました
体調もすっかりよくなりました
土日は、紅夜さんに迷惑をかけてしまってすみませんでした』
「固いっ! 愛実ちゃんのメール固い!
もっとソフトでいいと思うよ
どうせ、紅夜兄なんだし」
朱音ちゃん…
紅夜さんだから緊張しちゃうんじゃない
「返事…くるかな?」
「どうだろう
『?』があるわけじゃないから、紅夜さんなら返信しないかも」
私は携帯を置くと、シャーペンを持って教科書に目を移動した
「宿題、やっちゃおうよ」
「そうだね~」
朱音ちゃんが、シャーペンを持つと、私の携帯が鳴った
「あ! 紅夜兄じゃない?」
朱音ちゃんの言うとおり、紅夜さんからの返事だった
『タイトル:今度の金曜日は?
予定あいてる?』
え?
私は携帯を持ったまま、固まってしまった
金曜日?
朱音ちゃんがちらっと私の携帯を見ると、目を丸くした
「おお~、紅夜兄…積極的ぃ」
もう少し…早く紅夜さんにメールしてれば良かった
そしたら長瀬さんと約束する前に…このメールを見れたかもしれないのに