溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
『そこに愛実がいるのか?』
私の声に気がついたのだろう
紅夜さんの低い声が聞こえてきた
怒ってる?
不機嫌?
何で怒ってるの?
「いるよ
だからメールしたんじゃん」
『愛実にかわれ』
「…だってさ」
朱音ちゃんがにっこりと微笑んで携帯を差し出してきた
困るよ!
紅夜さん、明かに怖い声だよ?
私は携帯を耳につけると、眉に力を入れた
「あ…あの」
『金曜日…』
「ちょっと用事があって」
『ふうん』
ふうん…ってすごく怖いんですけど
どうすればいいの?
「あの…」
『別にいいけど、用があるなら…
土日は?』
「家に帰るので…」
『ふうん』
また…ふうんって、怖いよ
私の声に気がついたのだろう
紅夜さんの低い声が聞こえてきた
怒ってる?
不機嫌?
何で怒ってるの?
「いるよ
だからメールしたんじゃん」
『愛実にかわれ』
「…だってさ」
朱音ちゃんがにっこりと微笑んで携帯を差し出してきた
困るよ!
紅夜さん、明かに怖い声だよ?
私は携帯を耳につけると、眉に力を入れた
「あ…あの」
『金曜日…』
「ちょっと用事があって」
『ふうん』
ふうん…ってすごく怖いんですけど
どうすればいいの?
「あの…」
『別にいいけど、用があるなら…
土日は?』
「家に帰るので…」
『ふうん』
また…ふうんって、怖いよ