溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
「気軽に紅夜さんに話かけんなよ」
圭太さんが私を睨んだ
「え?」
「お前が気軽に愛実に話しかけんてんじゃねえよ」
紅夜さんがまた圭太さんの頭を叩いた
圭太さんが驚いた顔をして、私を見た
圭太さんの視線を感じると、私は紅夜さんの顔を見た
「状況の把握に困ってるんですけど…」
「誰とカラオケって言ってたっけ?」
紅夜さんの不機嫌な声が私に向いた
「朱音ちゃんたちと…カラオケ…」
「『たち』って?」
私は圭太さんの顔を見た
「ふうん」
だから…紅夜さんの『ふうん』ってなんか怖いんだけど
「紅夜兄! 遅いよ」
カラオケから出てきた朱音ちゃんが、頬をふくらませて怒っていた
「遅い? お前がメールすんのが遅いんだろうが」
「私は場所が分かり次第、メールしたよ!
もう間に合わないかと思って冷や冷やしたじゃないの」
朱音ちゃん?
どういうこと?
私は朱音ちゃんの顔を見つめた
圭太さんが私を睨んだ
「え?」
「お前が気軽に愛実に話しかけんてんじゃねえよ」
紅夜さんがまた圭太さんの頭を叩いた
圭太さんが驚いた顔をして、私を見た
圭太さんの視線を感じると、私は紅夜さんの顔を見た
「状況の把握に困ってるんですけど…」
「誰とカラオケって言ってたっけ?」
紅夜さんの不機嫌な声が私に向いた
「朱音ちゃんたちと…カラオケ…」
「『たち』って?」
私は圭太さんの顔を見た
「ふうん」
だから…紅夜さんの『ふうん』ってなんか怖いんだけど
「紅夜兄! 遅いよ」
カラオケから出てきた朱音ちゃんが、頬をふくらませて怒っていた
「遅い? お前がメールすんのが遅いんだろうが」
「私は場所が分かり次第、メールしたよ!
もう間に合わないかと思って冷や冷やしたじゃないの」
朱音ちゃん?
どういうこと?
私は朱音ちゃんの顔を見つめた