溺れる愛☆零れ堕ちる恋心
第十章☆二人の時間
紅夜さんのアパートに戻ってくると、簡単な夕食を作った
ささっと食べ終えると、紅夜さんがシャワーを浴びに浴室に行き
私は流しで食器を洗った
洗い終わると、今度は買ってきた物を広げて値札を切ったり、シールを剥がしたり
私はちょこちょこと作業をしていた
「お店でも開くの?」
シャワーから出てきた紅夜さんがにっこりと笑った
首にはタオルがかけられて、短パンとTシャツ姿の紅夜さんに私の頬が熱くなった
ラフな格好の紅夜さんを見なれてなくて・・・緊張してしまう
「たくさん買っちゃってね
置ききれるかな?」
「無理なら、引っ越す?」
「またその話?
置ききれない物は寮に持って帰るよ」
紅夜さんは口をへの字に曲げた
不満そうに眉を中央に寄せると、買った物を跨いで私の隣に座った
「愛実も浴びておいでよ」
「う…うん」
「あとは俺が片付けておくから
風呂場に必要なのだけ持っていきな
俺が届けてもいいよ?」
「覗くってこと?」
「もちろん」
「忘れないように全部、持っていく」
「ちぇ」
紅夜さんが、頬を膨らませた
私は思わず笑みがこぼれた
こんな紅夜さん、初めて見たよ
ささっと食べ終えると、紅夜さんがシャワーを浴びに浴室に行き
私は流しで食器を洗った
洗い終わると、今度は買ってきた物を広げて値札を切ったり、シールを剥がしたり
私はちょこちょこと作業をしていた
「お店でも開くの?」
シャワーから出てきた紅夜さんがにっこりと笑った
首にはタオルがかけられて、短パンとTシャツ姿の紅夜さんに私の頬が熱くなった
ラフな格好の紅夜さんを見なれてなくて・・・緊張してしまう
「たくさん買っちゃってね
置ききれるかな?」
「無理なら、引っ越す?」
「またその話?
置ききれない物は寮に持って帰るよ」
紅夜さんは口をへの字に曲げた
不満そうに眉を中央に寄せると、買った物を跨いで私の隣に座った
「愛実も浴びておいでよ」
「う…うん」
「あとは俺が片付けておくから
風呂場に必要なのだけ持っていきな
俺が届けてもいいよ?」
「覗くってこと?」
「もちろん」
「忘れないように全部、持っていく」
「ちぇ」
紅夜さんが、頬を膨らませた
私は思わず笑みがこぼれた
こんな紅夜さん、初めて見たよ