あたしの甘い初恋★〜彼氏は年下

「校長の話し長すぎだよ!!」と、お疲れ気味のあい

確かに校長の話しは長すぎる



と、あいと話している間に教室に到着





今日は入学式だったため
早く帰れる



私とあいは部活には入っていない


私には何かを長く続けるなんてムリ



…それはあいも同じみたい




帰る支度をして先生の話しが終わった後




一斉に教室からでていく


ほとんどの人が今から部活らしい

あたしには関係ないけど






あいと階段を降りて行くと

今日入学式してきた1年生が、帰ろうと靴箱へ向かっている



制服やかばんがまっさらで新鮮だなと思った。



去年の自分を思い出す
新しい教室で皆が興奮状態の中、あたしだけ机に伏せて寝てた気がする

そんなとき、あいが話し掛けてくれたっけ





そんな事を思いながら1年生を見ていた











…えっ!





あたしは今日初めて一目惚れというやつをした…




あたしの目をくぎづけにしたのは

楽しそうに友達と話してしている男の子




透き通った目をしていて

坊主頭が似合っている男の子




私の隣にいたあみが、どうしたのよ、と こっちを見ている




私はそれどころじゃない








この気持ち、私にはわからない



一目惚れってやつなのか









_
< 2 / 17 >

この作品をシェア

pagetop