あたしの甘い初恋★〜彼氏は年下
男の子は私の視線に気が付いた
…あれだけ見ていたから
気付かない方がおかしいだろう
私は恥ずかしくて靴箱へと歩き出した
あみがニヤニヤ顔で あたしの視界に入ってきた
気持ち悪い。
「もしかして、あの男の子を好きになったの?」
あいがわざとらしく
聞いてくる
けれど
まさに 図星
「さあ…ね」
今の私は顔が赤いはず
「まなが男の子を好きになるなんてめずらしいよねー」
「…そうかもね」
「あー!!やっぱり好きになったんじゃん」
あいは、勝ち誇ったような顔をしている
…Σ(゚ロ゚ノ)ノ
「はいはい、そうですね」
顔はクールさを保ったままだけど心は…正反対、
心臓の音がうるさい