瞬く命
土のない大地
まるで…
星の煌めきのようだ。
しかし、
生まれ…消える時間が短い。
あの煌めきは、命の終わりを意味している。
誕生はないんだ…。
半壊した愛機の中で、
俺は、照準だけを光に向けていた。
それが、恐怖と強がりのせいであるとは、
認めたくない。
一瞬、近づいた白い敵機から放たれた光は、
俺に旋回の間も与えずに、
俺を貫いた。
直撃だった。
本当ならば、
一瞬の星となったはずの俺が、
まだ大地のない空間に浮かんでいるのは、
いつもの悪あがきのせいだった。
星の煌めきのようだ。
しかし、
生まれ…消える時間が短い。
あの煌めきは、命の終わりを意味している。
誕生はないんだ…。
半壊した愛機の中で、
俺は、照準だけを光に向けていた。
それが、恐怖と強がりのせいであるとは、
認めたくない。
一瞬、近づいた白い敵機から放たれた光は、
俺に旋回の間も与えずに、
俺を貫いた。
直撃だった。
本当ならば、
一瞬の星となったはずの俺が、
まだ大地のない空間に浮かんでいるのは、
いつもの悪あがきのせいだった。