誰も知らない花であるように
群青
見えるでしょうか

喉の奥に隠してある
不純な矛盾

裏側まで
触れてみるなら全て召しませ

それも戯言なんです

夜毎に吐き捨てるだけの

嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼────────

繁るばかり

飲み込むばかり

想うばかり

馬鹿なりに

ヒラいて群青
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