幼馴染みは狼君


私は飴を舐めながらお礼を言った。


「本当にありがとね!!」

「べ、別に。」

「ねぇ、お名前なに?私は月宮 鈴瑚4才。」

「俺?俺は、日生 朱希斗。6才。」

「そっか!!これからヨロシク!!」

「うん。てか、俺帰るけどりーは?送ってってやるか?」


りー?私の事?


「いいの!?ありがとう!!・・・私ん家は、こっち!!」


私達は、道草をしながら帰ってった。


「あっ!!私ん家ここ!!あき君ありがとね。」

「りーん家って、ここなの!?俺ん家隣なんだけど。」


えぇぇぇぇ!!!

うそー!!


「そうなの!?じゃぁ、また遊んでね!!バイバイ。」

「じゃーな〜!!」



―――・・・。


これが、朱希斗との出会い。


あの時から、好きだったのかな?

今はもっと大好きだけどね?


< 2 / 57 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop