幼馴染みは狼君
私は飴を舐めながらお礼を言った。
「本当にありがとね!!」
「べ、別に。」
「ねぇ、お名前なに?私は月宮 鈴瑚4才。」
「俺?俺は、日生 朱希斗。6才。」
「そっか!!これからヨロシク!!」
「うん。てか、俺帰るけどりーは?送ってってやるか?」
りー?私の事?
「いいの!?ありがとう!!・・・私ん家は、こっち!!」
私達は、道草をしながら帰ってった。
「あっ!!私ん家ここ!!あき君ありがとね。」
「りーん家って、ここなの!?俺ん家隣なんだけど。」
えぇぇぇぇ!!!
うそー!!
「そうなの!?じゃぁ、また遊んでね!!バイバイ。」
「じゃーな〜!!」
―――・・・。
これが、朱希斗との出会い。
あの時から、好きだったのかな?
今はもっと大好きだけどね?