天使的に☆悪魔的な
『だってそしたら諒弥、餓死するよ?』




と心配そうな顔で青依が顔を覗いてきた。





ドキッ!!!!




うう//……。





どうしてもこの笑顔には叶わない。





『……分かった。』





『良かった!!!!じゃあ、今日の夕ごはんは何にする?』




『う~ん……。

ラーメンとかは?』




『確かに!!!!


よっしやあ!!!今日の夕ごはんは本格ラーメンだあ!!!!』




と、大空に向かって叫んだ青依。




そんな姿さえ、俺は好きだった。




だから怖いんだ。




いつでも傍にいる関係。




友達以上、恋人未満。




だからこの関係を壊したくない。




俺にもう少し、勇気があったら、





この続きの未来が、





もう少し変わってたかもしんない。




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