天使的に☆悪魔的な
『青依?……』




これ以上、俺に何を求めるんだ?




『……嫌じゃなかったら……今日、一緒に寝てくんない?』









…………………はい?




そんな事したら、まぢで襲いたくなっちゃうんだけど。





だけど青依は弱々しい声と涙でうるうるしてる瞳で、




『…………お願い。』




そう、頼んできた。





…………ここまで言われたらしょうがないだろ?




『分かったよ。』









俺は青依と一緒にリビングで寝た。










その夜もまだ雷は鳴っていた。




俺たちは豆電球に見守られながら、一緒の布団で寝た。









………隣を振り向けば青依が間近にいる。




俺の心臓のドキドキはピークに達していた。



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