天使的に☆悪魔的な
その時、




ピカッ!!!!!
ゴロゴロ!!!!





『ひぃ~やぁ~~……!!!!』





ガシッと後ろから青依が抱き締めてきた。




と、同時に今まで着いていた豆電球が切れた。








『きゃあ!!!!』

『落ち着け、青依!!!』




『だって……電球があ~…。』





青依の顔はもう、どうにもならないくらいクチャクチャだった。





こりゃ相当な重症だな。




俺はとりあえずブレーカーを探しに行こうとした。




だけどまた青依が、




『あたしも行く~……』




と、手を繋いできた。





青依さん、





本当に大丈夫ですか?




俺は恥ずかしさと緊張で声が出なかった。




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