天使的に☆悪魔的な
最低な事をしたって分かってた。





青依を傷つけるだけだって、頭の中では分かってた。





だけどうまく体がコントロールできないんだ。










青依も最初はビックリさせてたけど、





ゆっくりと瞳を閉じた。





嫌なら拒めよ。





じゃないと無駄な期待をするんだ。





俺は青依の首に手を回し、さらに唇を押し付けた。





本当はキスの仕方なんて知らない。




ただ無我夢中にやってるだけ。




それだけ本気なんだぜ。




すると青依も俺の首に手を回した。




それから頭の中で覚えているのは、









はっきりした感触と、








甘いリップ音だけ。









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