天使的に☆悪魔的な
『次の日、たまたま青依が告白されてんのを聞いて、









青依に好きな人がいるって分かった。……』








その後、俺は最悪な言葉をかけたよな。




『……どうして期待させるような事するんだよ!!!!









お前なんか大嫌いだ。』









それから俺は一切青依と喋らなかった。





本当はずっと謝りたかった。





だけど喋ったら何かが壊れそうで怖かった。




何回か、青依が話しかけようとしたけど全部無視った。




そして卒業式になった。




『諒弥、話しがしたいんだけど。』




不意に青依から話しかけてきた。





『うん。』





『あたしね、全寮制の学校に行く事になったの。』




『………うん。』





『それで、もうあんまり会えなくなるでしょ?』




『…………。』





『1つだけ、伝えたい事があるの。』




『うん。』




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