天使的に☆悪魔的な
『おっ!!そこの可愛らしい女の子達♪』



クルッ!!

『『『あたし達ですか?』』』



と、可愛く回り1オクターブ高い声で応対。


『そうそう、君達。良かったら一緒に花火大会に行かない?』



出た!!今日二回目のナンパ男!!



『えぇ~。でも一応友達もいるしぃ~♪』


『いいじゃんいいじゃん!!ほらほら!!』


グイッ!!



突然腕を引っ張られた。


うっわ~……


だからこういう強引な男は嫌い。


そんなのだったらブスな女も逃げるわ。


だから……



パシッ!!


『へ?』


天罰を加えなきゃ。


『そんな汚い手でこのあたしに触れるんじゃねーよ。ブタ。』


『ブ、ブタァ?』


『てめえらのその面がブタなんだよ!!カスが。』


『おい、何か好き勝手言ってるが、こっちは男だぜ?下手すりゃ……』



ズシッ!!


見れば、ちょうどさっき買った扇子が男の脳天に刺さっていた。


『怪我をしたくなかったら………そんな事ヤメナ?』


う~ん♪やっぱこの快感は止められない!!


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